microsoft

調査会社によってブラウザシェアが違う話 =再追記あり&2つの会社の違いが判明

ここに2つのデータがあります。

1つはNetApplicationsによる2012年4月のブラウザシェアについてのデータ。
紹介はマイナビさんです。
http://news.mynavi.jp/news/2012/05/07/005/index.html

もう1つは、StatCounterによる2012年5月現在のブラウザシェアについてのデータ。
紹介はテンプルナイツさんです。
http://temple-knights.com/archives/2012/05/browser-share-chrome-overtakes-ie.html

前者ではInternetExplorerのシェアは54%に達し、Firefox、Chromeに比べてシェアが高くなっています。

一方、後者ではIEのシェアはChromeに逆転され、Chromeが30%台前半、
InternetExplorerがそれより少しシェアを落としています。

さて、この両者のデータの開きはなんなのでしょう。
性悪説に立てば、前者はMicrosoft社の不正が疑われます。

これまでならこの結論で終わったのでしょうが、シェアが逆転したといったデータが出てきた以上、
後者は逆にGoogle社の不正が疑われるように思えます。

もちろん実際に不正がある、といっているわけではなく、
データを操作するといった不正があったとしたら、の話です。

しかし、これだけデータに違いがあると、シェアがどうこうという話自体が成り立ちません。

どうしてこんなにデータが違うのか、分析してくれる方、
そして、可能ならばより正確なデータを出してくれる調査機関が現れてくれることを望んでなりません。


2012年5月22日追記・・・
インターネットウォッチさん(http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120522_534411.html
でもStatCounterによる結果が載っています。
こちらの記事では、「同期間の日本のシェアは、IEが52.59%、Firefoxが19.66%、Chromeが17.67%。」
とありますので、マイナビさんに載っているブラウザシェアは日本国内の数字かもしれません。

・・とも思ったのですが、NetApplicationsさん本家にもデータがあり、
それでもInternetExplorerのシェアは50%でした。(マイナビさんのデータとも微妙に違いますが・・)
http://www.netmarketshare.com/browser-market-share.aspx?qprid=1


2012年5月24日追記・・・
調べていたらwikipediaの英語版記事に、2つの会社の違いが書いてありました。
http://en.wikipedia.org/wiki/Usage_share_of_web_browsers

・・・英語で読めない方もいるかもしれないのでせっかくなので翻訳してみました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%96%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B6%E3%81%AE%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A2
つたない翻訳でちょっと良くわからなかったらすみません。
あと、もしかしたら削除されてしまうかもしれません。あしからず。
もし英語と日本語が得意な方がいたら、良い感じに修正していただけるとありがたいです。


さて、記事中にはどういう風に書かれているかというと・・・、
「計測方法の違い」の項目と、「Net Applications」「StatCounter」それぞれの項目を見てください。

要約すると以下のような感じです。
・Net Applicationsは、シェアの推定にユニークビジターを利用している。
・ユニークビジターは、同じユーザーが同じサイトに10回アクセスしても1回しかカウントされないもの。
・(記事には書いていないが、参考先を見ると、1日あたり1回かな?)
・また、結果に重み付けを行なっている。

一方、
・StatCounterは、シェアの推定にヒット数をそのまま使っている。
・つまり、同じサイトに10回アクセスすれば、10回カウントされる。
・また、結果に重み付けなどの加工は行なっていない。

ということになります。

この記事には、2つの会社の計測方法に違いがあり、
両者のシェアが異なる結果になることは分かりましたが、
なぜこのような結果になったのか、という理由までは書かれていません。

ここからは私の推測、というか考察になりますが、以下の理由が考えられると思います。
・Chromeを使う人は、InternetExplorerを使う人に比べて、同じサイトに何度もアクセスする。
もしくは、
・Internet Explorerを使う人は、Chromeを使う人に比べて違うサイトを見る回数が多い。

この理由であればユニークビジター数を使うNet ApplicationsはInternet Explorerに有利ですし、
ヒット数を使うStatCounterはChromeに有利となると思います。

もちろんNet Applicationsの重み付けが、Internet Explorerに有利に働いてしまっている、
という理由も考えられますね。


というわけで、なんとなくブラウザシェアに違いが出る理由が分かってよかったです。
果たして、どちらのほうが「良い結果」であるか、という問題もありますが・・^q^


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